ラブドール廃棄問題と処分について

ラブドールは男性の究極アイテム。ラブドールをお迎えすると、人と同じくいつかはお別れの時が訪れます。ラブドールオーナーさんは、どのような方法で処分をすればよいか一度は悩まれることと思います。

実は捨て方に悩む人が多い!

そこで適当な捨て方をしてしまうとどのようなことになってしまうのか徹底解説。さらに、安全に処分する方法を全てご紹介します!

ラブドールを自分で処分する

ラブドールは自治体のゴミの捨て方にしたがって、家庭ごみとして出すことができます(処分される際はお住いの自治体にご確認ください)。一番シンプルで、処分費用も少なく、自分のタイミングで大切なラブドールを処分することができます。

但し、費用は少額ですが、高リスクを伴います。家庭ごみとして処分する場合、いくつか注意点があります。ラブドールをそのままのかたちで大型ゴミ、家庭ごみとして出す場合、不法投棄でなくても死体と間違われる可能性があります。そのため、人の形をなくすほどにラブドールを細かく切断するのは大変な労力が必要になります。

また、近隣住民などの指摘で問題視された場合、大きな問題となる恐れがあり、個人の特定をされる可能性もあり、誰にも知られずに処分したい方にとってはおすすめできない方法です。

ごみ処理施設へ直接持ち込む事も可能で、自己搬入についてはお住まいの自治体の処分物自己搬入事務取扱要項等を事前に調べた方が良いでしょう。

リスクについて更に補足します。

ポイ捨ては罪に問われることもある

ラブドールのポイ捨ては『不法投棄』。罪に問われることもあるので注意が必要です。

不法投棄の当事者が特定されれば、警察に通報・捜査が入ります。

不法投棄は「5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方の刑に処する」と規定されています(廃棄物処理法 第25条 第1項第14号)。

さらに、不法投棄と知っていながら不法投棄した罰則は「3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはその両方の刑に処する」です(廃棄物処理法26条6号)。そして必ず誰かが処分しなければならず、大変な迷惑をかけてしまいます。

「自分さえよければいい」という気持ちの不法投棄は人に迷惑かけるだけでなく、捨てた側にもリスクが伴います。

それまで愛したラブドールと適切な形でお別れするためにも、捨て方にも拘りを持ってください。

バラバラ殺〇事件にも間違われる可能性

ラブドールの不法投棄は思わぬ事態へと発展します。警察が動くような大事になることもあります。

例えば、リアルドールを山林に捨てた男性のケースでは、警察沙汰になり廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されています。実際に道ばたに転がっていたら、死体と間違える可能性は100%。
https://twitter.com/manabooooon95/status/1206798131045654528?s=20

ラブドールは現実の女性に近い見た目をしてます。住民がラブドールを見たときに死体遺棄だと勘違いして警察を呼ぶことがあります。

実際、警察が出動してニュースになったことが過去にあります。たとえば、2021年に青森県の八戸港でラブドールの不法投棄がありました。

住民が「女性の遺体が漂流してる」と通報。海難救助隊、警察、消防局が集まる事態になりました。こんな風に捨てられていたら、事件性があると誤解されて大ごとなることになります。

ラブドールの不法投棄事情


http://www.fuzoku.sh/news/sonota/0081/index.html

あの手の「人形」を遺体と間違える静岡県警は突っ込みガイが …
https://netsbom.blog.ss-blog.jp/2008-09-27-1

処分方法について

処分方法1:細かくして燃えないゴミで処分

比較的小型のラブドール、あるいは下半身まである大型オナホなどは燃えないゴミとして、ご自身で捨てられます。

しかし、そのためには誰が見てもアダルトグッズと分からないくらい、細かく刻む必要があるわけです。さらに新聞紙などで包めば、ラブドールを捨てているとはほぼバレません。

お金がかからないうえに誰にもバレずに捨てることができますが、シリコンやエラストマー素材を細かく切っていくのは大変時間がかかるもの。精巧に作られているラブドールは、内部が金属製でできているため分解そのものが困難になります。

でも、アダルトグッズの中でも大きなアイテムになるラブドールをそのまま処分するのは、色々と厄介です。海外ではラブドールを一般ごみと一緒に処分したことで、殺人事件に間違われてしまったということも起こっています。日本でもビニール袋から人の体がバラバラにされているのを発見すると、誰しも誤解してしまいます。切断することでコンパクトにできるでしょうが、切断作業をベランダで行うのは止めましょう。こちらも人の体を切り刻んでいるという誤解を与えてしまいます。

自分で処分をするのは簡単に思うかもしれませんが、ラブドールはワイヤーが仕込まれていたり、骨格を形成するためにシリコン素材やTPE素材以外にも硬い素材が使われていることも多々あります。カッターナイフなどで簡単に細かくできれば良いのですが、のこぎりなどで切断しなければならないような大掛かりな作業になることもあるのです。

一昔前のラブドールは、とても生身の人間とは思えないような作りだったので、「人が切断されている」という誤りは生じにくい状況でした。でも、現在のラブドールはリアルな女性に見えてしまうものばかり。それがビニール袋にバラバラの状態で入れられていたら、警察沙汰になってしまうのも理解できるはずです。ラブドールは自治体によって一般ごみで処分することができず、大型ごみでの処分となる場合があります。人に見られたくないという方も多いので、大型ごみで回収場所までラブドールを運ぶということは、かなりハードルが高い行動になりますよね。

どこかに不法投棄をすると、ラブドールから身元がバレて処罰されてしまう可能性も非常に高いです。しかも、精巧な作りのラブドールほど、人が死亡していると勘違いされる確率が極めて高くなります。ということで、自分で処分するという方法は、ユーザーにとってはリスキーな行動であり、手間がかかる点からも敬遠されがちです。

今まで愛情を注いできたという方ほど、バラバラに切断するのは躊躇してしまうはず。

処分方法2:知人友達に譲る

ラブドールを使いたい友人に譲ることができれば、双方WINWINで解決!高級なラブドールであればあるほど、興味を持ってもらえるはずです。本来リアルなラブドールは10万円以上はする高級品。そんな高級品が手に入るんですから譲ってもらいたい!と考える人は意外と多いですよ。

ただ「ラブドールがほしい」という知り合いを見つけるのも、なかなか簡単ではないですよね。とくにアナタがラブドールを持っていることを周りが知らなければ、リアルな会話でラブドールの話題になるシチュエーションもそうそうありません。

逆に、日ごろお互いの性癖やアダルトグッズなどの会話をしている間柄であれば、ラブドールに興味がある可能性は激高。うまーく誘導すればそのままプレゼントという形で渡すこともできちゃいます。いずれにしても、愛でていた我がラブドールを再び愛してくれる人が知り合いにいるならば嬉しいこと。下ネタ⇒アダルトグッズ⇒ラブドールと話を持っていけば、思わぬ譲り受けが見つかるかもしれませんよ!

処分方法3:粗大ごみで有料処分

自治体に連絡し、低価格で処分を依頼する方法です。業者に依頼するほどの料金はかからず、業者に出会うことなく 処分することが可能なので、あなたの秘密は守られます。
業者引き取りでは無いので、指定場所までラブドールを持って行き引き取り時間まで放置する必要があります。持って行くときや、放置している時に人に見つかりやすく誤解を招いてしまうかもしれません。
また、自治体に連絡するときに処分品名を聞かれます。その際に少し恥ずかしい思いをするかもしれません。

等身大という特殊性から、こんなものゴミ置き場に置いたら公然わいせつ的な犯罪じゃないかと心配にはなりますが、粗大ごみとして回収するという正当な目的で、正当な手続きによって行なっているので問題はありません。ただしご近所さんの目が恥ずかしいとか、死体遺棄と思われて警察を呼ばれるとかは容易に想像できます。なのでダンボールに入れるとか布に包むとかして隠す必要はあるでしょう。

処分方法4:フリーマーケットで中古品を販売

ラブドールを処分するもう一つの方法として、買取のサービスを利用するという手段があります。

身近なものだとネットオークションに出品することで、買い手を見つけることができます。しかも、処分するには料金が必要だったものが、意外な価値をつけることもあります。元々は数万円から数十万円のラブドールですから、少しでも価値をつけてもらってお金になるならありがたいと思う方も多いのでしょうね。

お別れするだけでも多大な負担を背負うことになるよりは、ラブドールの魅力を理解してくれる人に大切にしてもらうという方が、いくらかでも気持ちが楽になります。

ただし、ラブドールと疑似セックスを楽しみたいという思いが強いと、どうしても中古品を購入するという意識は薄いです。知らない人が抜いたオナペットを引き継いで使いたいという考えは持たないのが一般的。だからこそ、ビジュアルを楽しんだり、挿入を抜きにして楽しんだりと、中古のラブドールならではの楽しみ方を理解している人がいれば、買い手が見つかって処分に困ることは無くなるのです。ネットオークションだけでなく、フリーマーケットのサービスを利用して買い手を見つけるという方法もアリです。オークションは提示した金額から買い手がどんどん価値をアップさせて落札するサービスですが、フリーマーケットのサービスは提示した金額か、それよりも値引きした金額での購入が一般的。捨てる同然だったラブドールにいくらかでも価値が付けばよいと考えているようであれば、フリーマーケットのサービスを活用するのもおすすめです。

ただし、どちらのサービスも商品の状態を文章でまとめなければなりませんし、品質を確認してもらうために画像を撮影してアップしなければなりません。こうした作業は誰でも簡単に行えますが、それが面倒に感じるようであれば、別な方法で処分を検討するのが得策です。

ラブドールの買取を行っているような店舗を使用するのも、簡単に処分できる方法となります。店舗まで持っていかなければならないのですが、それでも価値をつけてもらってその場でラブドールを引き取ってもらうことができます。運搬の手間が許容範囲で、すぐに手放したいという場合には、地域でラブドールの買取を行っている店舗を探してみましょう。状態にもよりますが、買取の交渉に納得できるのであれば、あっという間にラブドールとお別れができます。ネットでラブドールの中古品を買取している業者もありますから、そこに送付して査定を行ってもらって、買取をしてもらうことができます。ラブドールの買取範囲は一覧で呈示されているでしょうが、それ以外でも買取を行っている場合があります。自分が保有しているラブドールは買取してもらえるものであるかを伺ってから、送付の手続きを取りましょう。

メリットとデメリット

メリット デメリット
処分費用も少なく、自分のタイミングで大切なラブドールを処分することができます。一人で処分することが困難でほとんど不可能で、リスクが高い。

ラブドール処分サービスを利用する

ラブドール処分専門業者があります。
料金は安いとは言えないものの、これまでの処分にかかる時間や手続きなどの労力とプライバシーを考慮すると、もっとも信頼できる処分方法です。思い入れのあるラブドールを他の人に渡したくない、きちんと処分してもらいたいという人には、こういったラブドール専門業者による処分がオススメです。

ラブドール廃棄の業者選びは慎重にご注意下さい。ラブドールの処理業者によっては引き取り後、解体し、家庭ごみで出すような悪質な業者もいるとのことも耳にします。また、廃棄をうたい、引き取ったドールを転売、自らが所有する等悪質な詐欺を行う業者も存在しますので、業者を選ぶ際にはご注意下さい。

おすすめ業者の@LoveBackは産廃処理業者と提携して法律にのっとり正規の手順で廃棄しております。産廃処理の過程でマニフェスト(産業廃棄物管理票)を交付し厳格に処理しています。ご安心ください。

ラブドール(ダッチワイフ) ・アダルトグッズ( オナホール ・電動オナホール、ローター・電マ・バイブ・ディルドなど)・アダルトDVD(VHS含む)・SMグッズ・コスプレ衣装などの処分・廃棄なら専門業者の「LoveBack」まで。 実績が豊富で、お客様満足度高い。

引用元:twitter.com@LoveBack2050

当店ではできるだけコストを抑えてお客様のラブドール・ アダルトグッズ を低価格で引取処分致しております。開店以来、お客様にご愛顧いただき、数多くの実績をあげました。お客様からも高く評価されています。

引用元:facebook.com@LoveBack2050

ご利用方法は簡単で該当するサービスを購入するだけです。その後、業者は責任をもって処分してもらいます。

メリットとデメリット

メリット デメリット
便利、安心、安心に処分してくれます。処分料がかかります。

メーカーの里帰り制度

里帰り制度を 提供する代理店と提供してない代理店がそれぞれです。購入する前に、代理店やメーカーの里帰り制度があるかと確認した方が無難でしょう。

ラブドールを販売している店舗では、不要になったラブドールを引き取る「里帰り制度」というサービスを展開しているところが増えています。ほとんどの販売業者で行っているのですが、あくまで国内生産を行っている店舗でのサービスであり、海外ドールを日本で代理店として扱っているようなところでは、このようなサービスを行っていないことがあるので注意が必要です。

まずは購入した店舗に問い合わせを行い、里帰りのサービスを展開しているかをチェックしてください。もしくは、店舗のホームページを確認すると、 処分方法についての説明が行われていることがほとんどです。

里帰りや引き取りでの処分方法の場合、利用する店舗などによって処分料金が異なります。単純に処分処分となる処分するための料金が発生します。
購入先の店舗によっては、新規購入した場合の処分処分は無料という場合もあります。

里帰り制度が使えるのであれば、ユーザーにとっては安心して処分をお願いすることができます。自分で愛用していたものを切断する必要もありませんし、ラブドールが収納できるような梱包資材を確保して、あとはラブドールを入れて店舗に送るだけ。その後は販売業者できちんと処分してもらえるので、辛くない別れにすることもできます。

ただし、ラブドールを入れて送るとなると、それなりに大きな梱包資材を調達しなければなりません。家族にバレないようにするためには、行動を起こすタイミングを見計らう必要があります。せっかく周囲に内緒で購入したのに、処分のタイミングでバレてしまうのも大変です。

業者に引き取りに来てもらうということもできますが、それでも周囲に知られるリスクがなくなるわけではありません。車を持っていて運搬するのは大変ではないなら良いのですが、公共交通機関を使って配送業者の店舗まで運搬しなければならないという状況は、人の目を気にしながら遂行しなければならないという事態にも繋がります。

ラブドールの処分に対する心配はありませんし、処分の段階で自分が使用していたということが周囲にバレない最善策と言えるでしょうが、運搬の問題をクリアにすることは忘れないようにしましょう。また、海外製のラブドールは里帰りができないかもしれないということも知っておくと、ほかの方法で処分しなければならないという機転も利かせられます。

無料で引き取りを行ってくれるところもあれば、有料のサービスとして提供しているところもあります。処分ではなく一時保管も行ってくれるところがありますから、引越しのタイミングで預けるということも可能です。

国内の販売業者は引き取りのサービスを提供しているところが多いですから、まずはどんなサービスがあるかを調べてみるのもおすすめです。

メリットとデメリット

メリット デメリット
便利、安心、安心に安く(無料)処分してくれます。 対応してないメーカー(代理店)があります。

結論

結論から言うと、
メーカーの里帰り制度をご利用できれば、「 メーカーの里帰り制度」の利用は一番の選択です。
できない場合、 「ラブドール処分サービス」を利用する ことをお勧め致します。
どうしても「ラブドールを自分で処分する」の場合、その後の大変さを覚悟してただく必要があります。

利便性安全面コスト
ラブドールを自分で処分する××
ラブドール処分サービスを利用する×
メーカーの里帰り制度